-SFC games-

 

個人的なおすすめ度・やりこみ度を考えて、紹介したい順に書いています。ジャンルがばらばらなのはお許しを…。


す〜ぱ〜ぷよぷよ通

 あまりに有名な落ち物パズル。ブロックなどを一列に並べて消すゲームが多いことを考えると、向きに関係なく同じ色をつなげれば消えるというのは良いアイディアだったのかもしれません。「通」では相手からの攻撃をこちらの攻撃で相殺できるシステムが導入されました。相手の様子を見ながら駆け引きすることになり、対戦パズルとしてさらに面白くなりました。僕が一番良いと思うのは設定をかなり自由に変えられることです。基本ルールの他に「かたぷよ」やフィールド上の障害物などを設定すればいろいろと遊べます。各キャラの見た目が個性的なだけでなく、多くのキャラが独自の戦法を持っているのも特徴です。欲しい色がなかなか来なかったり嫌な所におじゃまぷよが落ちたりするなど、細かいシステムもよくできている気がします。

相手キャラ紹介

 

聖剣伝説3

 アクションRPGの名作で、システム・ストーリー・ビジュアルがどれも優れていると思います。6人のキャラから主人公1人と仲間2人を選び、各キャラは4通りにクラスチェンジさせられます。キャラとクラスによって能力や使える魔法などが変わり、様々なタイプのパーティーを作れます。そうして何回もプレイできるのが第一の魅力でしょう。アクション部分もやや地味ながら完成度は高いです。モンスターの動きが絶妙で、しっかり操作しないと攻撃を浴びてしまいます。ストーリーは序盤から中盤が面白いと思います。海路や大砲での長距離移動が多く、終盤のように戦いに明け暮れる訳でもないので、世界を旅している気分が味わえます。マナの剣を抜くところが間違いなく最高のシーンですが、悪役たちがマナの聖域に集まる場面も好きです。

快適な戦いのすすめ (※特に需要がなさそうな情報です。適当に読み流してください。)

 

ドカポン3・2・1 / ドカポン王国IV

 RPG風のボードゲーム。各地の村を支配しているモンスターを倒すことで村を統治し、資産を増やしていきます。村や店を襲撃して金品を奪ったり、悪魔と契約して他のプレイヤーに復讐したりできるフリーダムなゲームです。1作目の「W」より2作目の「321」の方が有名なようです。システムは大して変わらないのですが、「321」は全体的にイベントが派手で理不尽な展開が多いのが特徴です。これには逆転要素を増やす狙いがあるのでしょう。「W」は比較的落ち着いていて、プレイヤー同士の実力の差が表れやすくなっています。僕としてはまず「W」をプレイすることをおすすめします。ある程度慣れてきて、資産がカンストしたりしてつまらなくなったら「321」に移ればいいと思います。「321」はイベントやサブマップが豊富なので、順位などを気にせずにあちこち探索して回るのも楽しい気がします。

縛りプレイのすすめ

 

ドラゴンクエストVI

 ドラクエはYしかやったことがありません。序盤がかなり難しいゲームで、「ムドー」を倒して職に就くまでが一番苦労します。その後は自由に転職でき、覚えた特技や魔法はずっと使えます。このシステムは便利なのですが、キャラごとの個性がなくなるという悪い面もあると思います。そのせいでモンスターを仲間にできるシステムも意味が薄れてしまう気がします。また「ハッスルダンス」などの強力な特技がノーリスクで使えてしまい、単調なプレイになりがちです。就ける職の種類や数が限られていた方が面白くなりそうなので、制限プレイとしてやってみたいところです。いくつか問題はあるものの、カジノやスライム格闘場などやり込み要素が多いこともあり、なんだかんだでプレイ時間が長くなるゲームです。

 

★とりあえず無職&道具なしでプレイしました。就職しない・(職歴のある)テリーとドランゴを使わない・必須でないアイテムや装備品を(道具として)使わない・カジノを利用しない というルールです。大体の敵はミレーユのスクルトとベホイミ・チャモロのベホマ・バーバラのマダンテでねじ伏せられ、ラスボスの前までは少しずつレベルを上げるだけで順調に進みました。「ムドー」と「なげきのきょじん」にはやや苦戦した感があります。ラスボスは予想していた以上に手強かったです(^^;。レベルを38から45まで上げてようやく倒せました。「やまびこのぼうし」や「ふしぎなボレロ」などをうまく使えば、もっと低いレベルでクリアできるかもしれません。「メガザルのうでわ」はさすがに反則でしょうか。

 この縛りプレイはちょっと味気なく、ラスボスが威厳を示すだけの結果に終わりました。さらに縛りをきつくしても(ベホマ禁止など)不毛な戦いになるだけだと思います。内容を深めるためには、低レベルでの攻略をそもそもの目的にするべきでしょう。縛りをゆるめればその分低いレベルで進めるはずなので、いろいろな条件で遊べそうです。レベルを自由に上げられなくすることも考えられますが、きっちりしたルールを作るのは難しいと思います。宿屋や道具屋を利用しない・MP無消費の特技や呪文を使わない・無消費のアイテムや装備品を使わない などの縛りを組み合わせても、強引なレベル上げは封じにくいです。

 

スーパーボンバーマン4

 シンプルで面白いアクションゲームといえばボンバーマンです。多少パズル要素もありますが。「4」ではボンバーマンの他に5人のキャラがいて、バトルゲームでそれぞれの特技を使うことができます。「3」と「5」では5,6種類のルーイがいるのに対して「4」では13種類の乗り物があり、やはりそれぞれ能力を使えます。他のキャラを突き飛ばす「プッシュ」があったり、パスワードによってバトルステージを3種類のパターンに変えられたりするので、「4」はバトルゲームが重視されている気がします。バトルロイヤルやチャンピオンモードでは相手が一撃で倒れ、パワーグローブなどの強力なアイテムもあって簡単に勝ててしまうでしょう。マニアックモードで相手のHPを増やし、アイテムの種類を制限すれば面白くなります。自分だけ特定のアイテムを取らないようにするのもありです。僕は基礎アイテムとプッシュのみを取る渋い戦いが好きです。キャラの組み合わせによってもまったく違う戦いになるので、いろいろと試してみましょう。

 

ぱにっくボンバーW

 対戦型落ち物パズル。同じ色のブロックを3個以上並べると消えて、爆弾が出現します。集めた爆弾に点火することで相手に邪魔なブロックを送れます。爆弾をためるスペースを考慮してかフィールドが広めになっているので、大連鎖を作りやすいのが特徴です。ストーリーモードでは敵キャラと順番に対戦しますが、ぷよぷよと違って個性的な戦法のキャラが少ないのは残念な気がします。4人対戦モードはレベルを上げれば相当シビアになるので楽しめると思います。また、出現した爆弾がその場で爆発するモードでもプレイできます(パスワード2200をLRを押しながら決定する)。本来は大連鎖での演出を簡単に見るためのモードですが、4人対戦ではルールが変わるだけです。ブロックを消すだけで攻撃でき、攻撃が来た時に消すと防御もできて、ぷよぷよに似た感覚になります。どちらのルールでも楽しめるのが良いと思います。

 

第4次スーパーロボット大戦

 様々な機種で多くのタイトルが出ているスパロボシリーズ。運動性の存在や反撃時に毎回行動を選べるなど、スパロボの基本的なシステムが第4次で完成したと言われています。このゲームはなかなかの難易度で、ある程度経験を積まないとクリアできないと思います。まず敵の増援やストーリーの分岐を頭に入れる必要があり、育てるべきユニット・パイロットや注意するべき敵もプレイしてみないとわかりません。リセットを繰り返しながらそのあたりを把握していけばクリアはできるでしょう。さらに経験を積むと敵の行動パターンがわかったり、精神ポイントや資金の配分がうまくなったりして、リセットの回数が減ってくると思います。マップ兵器の使用禁止や反撃時の防御・回避の禁止などの縛りプレイが考えられます。実弾兵器だけで攻撃する戦いや、精神を使わずにどこまで進めるかという挑戦も面白そうです。

 

ファイナルファンタジーV

 ドラクエYと同じように自由にジョブチェンジできますが、こちらはパーティ4人が固定されているので、個性が弱いことはあまり気になりません。また各ジョブ固有の能力を使える他には、覚えた能力を1つ加えられるだけです。能力を多く覚えれば一方的に有利になる訳ではなく、常に能力の組み合わせを考える必要があるので面白いシステムだと思います。便利な能力でも防御がおろそかになったりランダム性があったりと、何らかの欠点を持っているのが良いところです。全体の難易度はそこまで高くないですが、初見殺しのボスが多いとは思われます。起伏の激しいストーリーはやはり傑作なのでしょう。僕は第二世界の始めの、ガラフが助けに来てくれるシーンが好きです。

 

星のカービィ スーパーデラックス

 すごく豪華なカービィ。タイトル通り内容が豊富です。コピー能力は使い捨てのものを除いても19種類あり、ほとんどの能力で複数の技を使えます。次々に能力を変えるも良し、1つの能力を極めるも良しです。安定感があるのはプラズマやヨーヨーでしょうか。個人的にはビームが好きで、ジャンプしながら「はどうビーム」を出したり、「ビームマシンガン」で高くジャンプしたりできて奥が深い能力だと思います。ボスの種類も多くて能力によって違った戦い方が楽しめます。「格闘王への道」ではボスと連戦できるので、いろいろな能力で挑戦してみるといいです。僕はそれでスープレックスが意外と使えることに気付きました。投げる物がない「メタナイト」戦では相当苦しみますが(^^;。

 

カービィボウル

 ゴルフのようなゲームですがホール上の仕掛けやコピー能力を利用して攻略するので、アクションゲームの感覚でプレイできると思います。もちろんボールを自由に動かせる訳ではなく、どんなルートでクリアするのかを考えるのが一番大事な要素です。僕はトルネードとパラソルの操作が苦手で、未だにエクストラコースを出せていません。その初心者が書くのも変ですが、ボールを打った後に一切操作しないという縛りプレイも面白いと思います。本当のゴルフのように地味で静かなゲームになり、一打一打の緊張感が増します。どちらにしてもBGMやグラフィックが心地良くプレイさせてくれるゲームです。

 

ファイナルファンタジーVI

 Xとは違って各キャラの個性が前面に出たゲームです。プレイヤー側の攻撃力が全体的に高く、難易度は低めだと思います。ストーリーが重視されているようで、大勢の仲間はそれぞれ特別な事情を抱えています。いろいろと名シーンはあると思いますが、ファルコン号(2番目の飛空艇)の発進シーンを最初に挙げる人は多いでしょう。BGMの良さに加えて、世界崩壊後の絶望的な状況を見せておいた上で、暗い墓の中から発進するというのは最高の演出だと思います。聖剣3の剣を抜くシーンに負けず、プレイするたびにテンションが上がります。仲間の多さを活かして、複数のパーティーで攻略する箇所があるのも良いと思います。

 

ブレスオブファイアU

 これもキャラの個性が強いRPGです。それぞれ決まった特技があり、使える魔法もほぼ固定されているのでパーティ編成が重要なゲームです。シャーマンと合体できるようになるとメンバーの組み合わせが多くなります。プレイスタイルに合わせて自分なりのパーティを作れるのが面白いところです。また、主人公たちの町に様々な職業や能力を持ったキャラを連れてくることができます。冒険を楽にしてくれるキャラもお遊びでしかないキャラもいますが、プレイするたびに別のキャラを試したくなります。僕は主人公をなるべく使わない(1人でのボス戦やイベント以外では戦わない)プレイをやっていました。序盤を乗り越えたのでクリアはできると思います。

 

海腹川背

 これぞアクション、と思っているゲームです。先端にルアー(かぎ爪)が付いたロープを投げ、壁などに引っかけて地形を克服していきます。ロープを伸縮させられるので多様な動きが可能で、同じフィールドでも人によって攻略法が違うことがあります。クリアするだけでなくより早いルートを探したり、あえて困難なルートを選んだりするのも面白いでしょう。アクションそのものを楽しめるゲームだと思います。シュールな魚介類の敵キャラや背景はちょっと不気味ですが、BGMがそれを打ち消して、明るくも暗くもない不思議な雰囲気を出しています。フィールドの分岐が多く、未だにクリアできていない箇所があります。

 

魔装機神

 基本はスパロボですが、ユニットの向きや地形の高低差の概念があります。出撃数が少なくてマップが小さいことや、ユニットがスパロボのようなSDではなくリアルな外見をしていることも特徴です。残念だと思うのはパイロットの特殊能力が強力すぎるところです。攻撃が来る方向に向き直る「気配察知」はまだしも、格闘攻撃を無効にする「斬り返し」・どんな攻撃でも回避する「分身」・攻撃や反撃を2回行う「再攻撃」はやりすぎな気がします。第4次スパロボでは分身や切り払いを一部のパイロットやユニットが使えるだけですが、このゲームでは敵味方全員が気配察知したり、終盤には敵の一般兵に斬り返されたりします。戦略よりも確率の影響が大きく、リセットに頼りがちになります。

 

星のカービィ3

 アクションとしてはSDXより単純で、8種類の能力に1つずつの技があるだけです。ただ6匹の仲間と合体することで技が変化します。能力ごとのアクションを深めるのではなく、状況によって能力と仲間の組み合わせを考えることが大事になります。それに関連するものも含めて謎解きが多いのが特徴で、SDXのような派手さはなく落ち着いたゲームです。本編以外におまけ要素があり、それをクリアすると達成率100%になるのですが、このおまけが最大の難関でしょう。能力がない状態ですべてのボスと戦ったり、ミニゲームを連続で成功させたりしなければならず、かなり苦労しました。

 

ボンバーマンビーダマン

 分類しにくいゲーム。アクションともシューティングとも言えない気がします。内容的には修行ゲームだと思っています。1ステージにつき1発だけビー玉を発射して全部の爆弾を誘爆させればいいのですが、1レベルの中の10ステージを連続でプレイする必要があります。最初のレベル1でも連続クリアとなると結構難しく、レベル10まで完全制覇するのはまさに修行です。僕は執念で制覇できましたが、またやりたいと思うことはないでしょう。ちなみに修行の他に、ビー玉をぶつけ合うバトルゲームやステージを自作できる機能があり、息抜きとして重宝します。修行の10ステージ目で失敗した時の憂さ晴らしに利用するのは基本です。

 

レディストーカー

 斜め上視点(クォータービュー)の立体的なアクションRPG。軽めの謎解きが満載で初回プレイ時は楽しめます。難易度は全体的に低めです。ストーリーやセリフなどはギャグ調で気楽にプレイできます。「ひのでるスコップ」や「かたいおとこ」といったいい加減なネーミングも僕は好きです。ただ序盤のダンジョンには不気味な部分もあります。「何も言わない 脳みそが腐っているようだ」はトラウマでした。縛りプレイとして体当たりのみで敵を倒していくことを考えましたが、時間がかかるだけのような気がしてやめました。

 

SUPER PANG

 シューティングっぽいアクション。アーケードから移植されたゲームのようです。跳ね回るボールを射撃して割るだけというシンプルさが魅力です。ABXYボタンの機能が全編で同じになっているゲームはそうそうないでしょう。ステージクリア型のツアーモードも面白いですが、ひたすらボールを割り続けるパニックモードの方が魅力を味わえると思います。個人的には時間を止めるアイテムを取って、地面近くの大きなボールを撃ちまくるのが好きです。

 

KEEPER

 あまり知られていそうにないアクションパズル。上から見た一画面の中でブロックを押したり引いたりして、ブロックの色か柄をそろえて消していきます。決められた手数で全部のブロックを消すパズルモードはじっくり楽しめるのでおすすめです。いろいろなタイプの問題があり、特に後半は見た目以上に難しく、裏面まで用意されています。

 

プリンスオブペルシャ

 無駄にリアルなアクションゲーム。はっきり言ってトラウマでしかなく、1回だけクリアして封印しました(^^;。ギロチンやスパイクなどの鬼畜トラップが怖い上に、操作性が独特なのもつらいです。実際の人間に近い動きしかできず、マリオなんかに慣れていると転落死しまくります。殺伐とした雰囲気さえ変えてもらえれば、アクションと謎解きの両面があるので面白くなりそうですが…。