-縛りプレイ-

 

便利なアイテムや定石と言われる行動を封じることで、新鮮で緊張感のあるプレイを楽しめます。共通のスタンスはアイテムを20個しか持たないことです。肉や皮甲の盾についての縛りも多く、全体的にプレイ時間が短縮されるように仕向けています。なんとなく「風来人らしさ」を求めている感じのやりこみです。制限プレイの詳しいルールは手動番付の所に書いています。


掛軸裏の洞窟:肉なし

 魔王と死神の方法などの作戦がとれなくなる他、レベル上げと金稼ぎにも影響してきます。とにかく35階までに使い捨ての盾と杖を集めて、つるはしも駆使して潜っていくしかありません。アイテム数に余裕があるので、鉄の矢・あかりの巻物・ワナの巻物・弟切草を持って肉なしをカバーしましょう。やりすごしの壺も欲しいところです。モンスターハウスの巻物もうまく使えばアイテム補給などに役立つと思われます。

 

掛軸裏の洞窟:通常攻撃禁止

 掛軸裏を罠のダンジョンとして存分に味わうための縛りです。無謀なルールに思えるかもしれませんが、何度かやってみると可能性を感じられるでしょう。矢・杖・バトルカウンターなどを拾えればそれなりに安定してきます。その中でいかにレベルとHPを上げられるかがポイントだと思います。肉を食べるのも禁止なので、36階以降は肉なしと同じような流れになりそうです。

 

掛軸裏の洞窟:菜食主義

 雑草と毒草以外の草・種だけを食べて生きのびようというものです。落とし穴・バネ・つるはし・大部屋の巻物などでのショートカットと、死を恐れない心構えが重要です。風来感を楽しみつつ、息抜きするつもりでプレイすればいいと思います。

 

食神のほこら:壺縛り

 壺を制限するかわりに肉の自由度を高くして、肉を極められそうな雰囲気を演出しています。深層ではブフーの杖を効率良く使いながら進むのが基本になりそうです。ガイコツまおうの肉による掛軸裏の攻略に似ています。それまでは粘ろうと思えばいくらでも粘れてしまいますが、勝負どころを決めて粘ることが大事です。無駄に時間をかけないようにしましょう。

 

食神のほこら:壺入れ肉なし

 肉と保存の壺を使わないことで、長くて単調になりがちな食神のほこらがスマートなダンジョンに変わります。当然難易度も高くなり、掛軸裏の肉なしよりずっと厳しい気がします。背中の壺や身代わりの杖を使えるのはありがたいものの、アイテムが落ちていないので深く潜るのは大変です。序盤での稼ぎと食料の確保がとても重要になります。デロデロの湯を踏むときついです(^^;。

 

食神のほこら:肉食主義

 1フロアにつき1個の肉だけで食をつなぎます。肉はほぼ確実に拾えるので、掛軸裏の菜食主義ほど運任せにはならず、ある程度作戦を立てて攻略していけます。肉を投げる動作には何も制限がなく、それを活かしてレベル上げやアイテム収集を素早く行うのがコツだと思います。保存の壺に入れられないことやHPが上がりにくいことも問題です。

 

フェイの最終問題:壺縛り

 ほとんどの壺が使えない縛りです。肉を食べられるのが大きなポイントになっていて、ブフーの杖が何本も手に入れば、割と強引に進んでもクリアできるかもしれません。ブフーがなくても掛軸裏より簡単にガイコツまおうを利用できるので、手も足も出ないような状況にはならないと思います。回復や防御の手段はしっかり考えておく必要があるでしょう。

 

フェイの最終問題:壺入れ肉なし

 壺にアイテムを入れたり肉を使ったりせずに最終問題を攻略します。分裂や強化の壺だけでなく、合成の壺も使えないのがやっかいなところです。優秀な装備品やアイテムがそろっていても、深層のモンスターは手強くて安心できません。クセがなくて風来人らしさも味わえる縛りで、個人的には好きでなかった最終問題を見直すことができた縛りです。

 

フェイの最終問題:壺入れ腕輪なし

 すべての腕輪を装備できず、壺入れも禁止している縛りです。透視とワナ師に加えて、他の縛りでは重要な支えになる回復・通過・会心を封じられるので安定しにくいでしょう。盾を強化していないと、早くも36階からピンチになりかねません。また肉の使い方にも慎重さが求められます。地道に稼いで注意深く進んでいく、ややストイックな感じがあります。

 

フェイの最終問題:壺持ち肉なし

 この縛りでは分裂や強化の壺は実質使えませんが、合成の壺などはその場で利用できます。肉が使えず背中の壺も持ち歩けないのが問題で、装備や消費アイテムを確実に整えていかないと厳しい戦いになります。やはりシレンをプレイする上で、合成は大きな楽しみの1つだと思います。いつも壺を縛っていると、たまには合成したいという気持ちがわいてくるものです。

 

フェイの最終問題:三点縛り

 階数に上限のある最終問題にはもっときつい縛りが必要だろうと思い、壺縛り・肉なし・腕輪なしの三点セットを作ってみました。それぞれの縛りでの経験を踏まえて、無理をせずにじっくり攻略しましょう。60階以降は逃げ足の速さが生死を分けます。

 

こばみ谷の縛り

 こばみ谷は30階までで難易度が低く、倉庫や旅仲間などの特有の要素もあります。縛りを考えていくとどうしてもルールが増えてしまい、スコア稼ぎについても運の影響が大きすぎる気がするので、縛りプレイには向かないダンジョンです。ただアイテムを持ち込めることを活かせば、他のダンジョンにはない面白いプレイができるとは思います。僕が試してみた縛りを紹介します。

 装備なし:矢以外の装備品を一切装備せずに進みます。シンプルでとっつきやすく、おおよそ普通のプレイが徐々に難しくなっていくイメージで遊べます。肉とおにぎり類を食べないルールを加えればいい具合になると思います。

 通常攻撃禁止:アイテムがないと何もできないので、掛軸裏より難易度はかなり上です。早々に詰んでしまうのを防ぐために、木の矢を1束持ち込めるようにするべきでしょう。効率良くアイテムを使う必要があってサバイバル感を味わえます。

 レベル1:これは無謀と言ってもいいです。レベル固定の腕輪によってレベル1を維持します。道中でHPはいくらか上げられますが、攻撃力はどうにもなりません。サバイバルを通り越してサドンデスという感じで、僕は10階まで行くのがやっとでした。

 痛恨:常に痛恨の腕輪を装備して攻略します。序盤から油断できない展開になります。ただ良い盾と武器がそろえば痛恨はそれほど怖くなくなり、意外と簡単に思えるかもしれません。肉・壺・おにぎり類を制限すると面白いです。

 重装+回復:重装の盾と回復の腕輪を装備し、腹減りの速さが4倍の状態で進んでいきます。かなりの耐久力があるので中盤まではモンスターにやられる心配はなく、ひたすら空腹との戦いです。にぎり変化系に握ってもらわないルールも加えましょう。

 

◆過去にプレイした縛りや実験してみたい縛りなど、縛りプレイ関連の情報・案を募集しています。掲示板に投稿していただけるとありがたいです。始めに書いている僕個人のスタンスは特に気にしなくていいです。


縛りプレイ

手動番付

縛り要素

掛軸裏の
特徴と攻略

掛軸裏での
レベル上げ

掛軸裏での
金稼ぎ

掛軸裏:
通常攻撃禁止

食神:
壺縛り

食神:
壺入れ肉なし

食神:
肉食主義

最終問題:
各種縛り